レスが一部省かれています。
管理者の主観で物語と無関係なものや必要ないと思われるレスは省いてあります。
そのためレス番号が飛び飛びになっています。
話をまとめる上で、記事内容(328番のレス)の一部を削除しております。
このお話はツッコミ所が満載です。
細かいことは気にせず読み進めると良いかもです。
ツッコミのレスは掲載していないので、気になる人はオリジナルをお読みください。
リアルタイムでこの話しは2年近く掛かってるという長めの話です。
DC版のオンラインゲームファンタシースターオンライン(以下PSO)での話
登場人物
J(ジェイ)・・・話のメインの人、自分からすると親友、普通の大学生
自分・・・Jと同じ大学に通うこれまた普通の学生、ゲーム好き
syon(ショーン)・・・Jと親しいPSO内でのゲーム仲間の一人
李(仮名)・・・大学に交換留学生で来た人、これまたゲーム好き
ASK・・・Jと親しいPSO内でのゲーム仲間の一人
Jと俺は高校からの知り合いで、大学もたまたまとはいえ同じ所へ行くことになった。
高校の頃は普通程度の仲だったけど、同じ高校、同じ学部だったので
必然的に仲良くなった。ある程度相性もよかったのかな?
それはさておき、俺はそのころDCのPSOにはまっていて
それをJに勧めたところ、すぐにはまって二人でよくPSOをやるように
PSOをやるうちに、最初は人見知りもあったが
syon、ASKと4人PTでよくやるようになった。
これから難題が降りかかるはまったく予想せずに・・
毎日夜会うようになって、約半年
皆の同意もあり、OFF会をやることになった
俺とJは近場だったからいいものの、ASK、syonともに
電車でわざわざ4時間も掛けて来てくれたのは心底ありがたいと思った。
俺とJは一緒に待ち合わせして、待ち合わせ場所に1番で待機
俺:syon&ASKはネットで女キャラ使ってるから結構いいんじゃない?
J:さぁ、どうかな?当たり外れ激しかったらどうしよ?
という感じで、楽しんでいた。
まず来たのはASK
長身ですらっとしてて、まさに秋田美人(ここまで言ったらやばいか?)
俺とJは正直度肝を抜かれていたのは間違いない。
次にsyonが来たんだが、これまたびっくり可愛い関西弁使いの女の子
運がいいとはこのことだとあの時は思った。
少し説明不足かと思ったので付け加え
・ゲーム内ではASK・syon二人とも女キャラを使用
・俺とJは女キャラを使っていたとはいえ、女の子が来るとは思ってなかった
以上を含めて続き・・・
女性陣はネット上で彼氏いないと言っていたのを含め
Jはセンスがいいのでネット上での愛想の良さを含め
もともと好かれていたんだと思う。
まずは折角の関東なので、名所めぐり>夜ご飯
という流れで、4人仲良く悪くない雰囲気で進んでいった。
そして、夜ご飯も終わりカラオケに行こうという話しになってカラオケへ
ここであんな修羅場になるとは思わなかった・・・・
カラオケでは
俺 J
○ ○
----------
テーブル
----------
○ ○
syon ASK
で座ったんだ、夜ご飯の時から飲んでた上
調子にのってカラオケしながら酒ごくごく飲んでました、、、
そして、カラオケスタートしてから1時間
Jがトイレ行くと言ってに席を立った
そうしたら、急に女性陣二人が急にお手洗いに行くと言い出して
出ていったんだ、俺一人。
まぁ、皆水物沢山飲んだし何も疑問に思わず
普通に酒飲みながら一人で歌ってたんだ。
1曲、、、2曲、、、、、3曲目で気になった。
何で20分近いのにみんな戻ってこないんだ?
それでも待った、、、4曲、、、5曲、、、、6曲
40分も・・・・なにかあったな?と思ってトイレに行くことにした。
そうしたら、トイレにもいない。Jの携帯に電話してみるが反応がない。
7Fの部屋から1Fに降りて店員に聞いても店の外に出た人は30分ほどいない。
かなり困ったが、しょうがなくもとの7Fの部屋に戻ったら
の配置で座っていて、なぜか険悪ムード
ASKとsyonが口けんかをしていてJがなだめている。
俺は何なんだかさっぱりわからず詳細を聞くことにした。
この40分間なにがあったのか?と順番に問いただした。
J:「腹が痛くて、ずっとトイレ。その後タバコ補給に2F行ってた」
つまりJがなにかしたわけではない。
ASK&syon:「・・・・」
なぜか沈黙。
話したくないならいいけど。折角遠くから来たんだしけんかは止めるという提案より
外に出ることに。
けんかもあったせいか、ぴりぴりしたムードだったので
今日はここでお開きという流れになった。
そこで事実が判明する。
なぜ、遠くから来たのに夜ご飯終わってからも余裕があったのか・・・
ASK&syonの女性二人組はJの家に泊まる目的で雪崩込む気まんまんで
Jが一人暮しということも知っていた。
そのことをトイレでASKがsyonに話したところ、syonも同じことを考えており
そこからけんかに発展したらしい。
Jは気が利く上、察してくれて
J:それじゃお前も来いよ。4人で飲みなおしたいしさ。
俺:俺もいいのか?まぁ、それなら楽しく飲めそうだしな。それならOK?
ASK&syon:うん。
このままじゃ収拾がつかない上泊まる場所もこれといってないので
Jの提案通り4人でJの家に行くことになった。
その夜、飲みなおしたおかげか朝まで仲良く4人は話した後
昼まで仮眠を取って、2時頃別れた。
そこからさらに3ヶ月経つ。
3ヶ月の間OFF会のことはなかったことに仲良く4人でプレイしていた。
ある日、いきなりsyonはPSOを辞めた。
原因はsyon自身が結婚するから、ということらしい。
俺はしょうがないかなと思ったが、3人だとさみしいなぁと思っていた。
実際のところ、syonはJに対する淡い恋心を捨てきれず結構苦しんでたらしい。
まぁ、俺はJ本人ではないので細かいことは説明しにくい。
syon編の細かい話が気になる方はこちらにて。(J本人が書いたノンフィクション小説)
http://play-ro.hp.infoseek.co.jp/syon.txt
1名PTメンバーが減ったので、
李という大学に交換留学生で来た日本語ぺらぺらの女性を
PSOに誘ってまた4人でプレイするようになった。
第2の事件は、新しく李が加わってから約1ヶ月たったころ。
普通に変わりなく4人でPSOをプレイしているとき
俺はASKからメールのような機能で相談を受けた。
ASK:李と俺とJは同じ大学なんだよね?
俺:うん、そうだよ
ASK:李とJってどんな関係?
俺;うーん、別にこれといってないんじゃないかな?
ASK:そっか、それならいいんだけど・・・・
俺:どうかしたの?
ASK:私、やっぱりJ君が気になるんだ・・・
ASK:だから李さんとJ君が本当になにもないのか気になってゲームするのがつらいんだ。
その時は何気ない言葉で、返しておいてそのまま終わった。
その数日後、学校でJから相談を受ける。
J:おまえさ、最近ASKどうしてるか知ってるか?
俺:普通にゲーム内で会うぞ?それ以外になにかあるのか?
J:・・・やっぱり知らないか。実はさ今ASKは俺の家に住んでるんだ。
俺:マジで?どういうことなんだ?
J:数日前かな、夜家に帰ったら家の前にだれかいるんだ
だれかな?と思ったらASKだった。
帰る様子もなくて、しょうがないから置いてるんだが・・・・
俺:そっか、んで大丈夫なのか?
J:ああ、ASKも一人暮しだし大丈夫だろ。
その場では普通にわかれてしまったが、
ASKがJに恋心を持ってることはJはその時点では知らなかったようだ。
そしてその晩、事件が起こる。
またしても女性陣のASKと李がゲーム内でけんかしている。
これまた詳しく問いただしてみるとこれまたJの奪い合い。
しかし、それとは別になぜか空気が違ってた。
この前はJはなんともなかったが今日はJの様子も変だった。
俺:J、なにかあったのか?
J:いや、なんで女の子はけんかするんだろうなと思っててさ。
言うだけ言った後ASKはさっさとゲームを終了してしまった。
李にも話し掛けてみるがなぜか反応がない。
しょうがないからある程度慰めた後俺もゲームを終了することにした。
翌日大学に行くと、Jがいない、李もいない。
同じ授業を取った日だったのですぐにわかった。
携帯でメールしてみても反応はなかった。
帰宅してゲーム内に入ると、待ち構えていたかのようにASKが登場。
ASK:J君のこと聞いた?
俺:いや、なんのこと?
ASK:・・・・・・ならいいんだ。
と言ってすぐにゲームを終了してしまった。
残された俺は歯の奥がむずがゆくなるような発言をされたまま
しょうがなく一人でゲームをした。
さらに翌日・その次の日、、、、Jは学校もPSOにも来なくなった。
休みを挟んで月曜も来なかった。
なので、月曜の午後は授業もなかったのでJの家に行く事にした。
ASKの発言も気になっていた。
Jの家に着くが、新聞入れの所にメモがあった。
「○×病院に行っています」
○×病院?結構でかい有名な病院だな・・・。
ASKの3日前の発言が脳裏をよぎる。
まだ、昼回ってすぐだったのですぐに○×病院に向かう。
すぐに受付で「Jという名前の人は知らないか?」と聞いてみる。
正直この時、悪い予感がしていた。
受けつけ:えっと、、、、ああJ君ね、知ってるわよ5棟の05705室(仮の番号)ね
俺:ありがとうございます。
病院だったので駆け足は無理だったがエレベーターを使い可能な限り急いで705へ行った。
そこには李さんがベットに寝ていてJが横に座って李と話していた。
その病院は癌治療で有名な病院だった。
俺:李さん、J、、、、一体どうしたんだ?
詳しく聞いてみると長い。
李は子供の頃白血病で1度治ったらしい、しかし再発したのである。
Jはこの3日間つきっきりで看病していたらしい。
受けつけでJが入院していたのではないのに受け付けの人が知っているのもうなづけた。
Jと談話室へ移動してさらに詳しく聞く
俺:李さんは容態はどうなんだ?
J:・・・正直だめらしい。進行性の白血病ってやつで骨髄移植も間に合わない
悪性だそうだ。
俺:・・・・・・・・
J:看病に専念したかったから、ASKにも帰ってもらったんだ。
俺:親御さんは?
J:李さんはもともと親はいない。だから俺が最後までついてやりたいんだ。
俺:わかった。大学の方、まだなにも言ってないんだろ?俺がなんとかしておくよ。
Jがすぐに李さんのところに戻りたそうだったので早めに話を切り上げ
俺は李さんに挨拶して帰宅した。
俺はさすがにゲーム自体はやる気がしなかったが
ASKのことが心配だったのでPSOに入った。案の定ASKが待ち構えていた
俺:全部知っていたんだな?
ASK:うん、ごめん・・・・・・
ASK:ずっと前にけんかしてたでしょ?あれは君は初めいなかったから知らなかっただろうけど
李さんがJ君好きで、私もJ君好きでだけど李さんが病気で今日でPSO一旦止めるって
明日から病院に入院しなきゃいけないって、J君と二人でプレイしたいって言ったの
それを私がやだって言ったのがいけなかったの・・・・・・
俺:・・・・・・・
ASK:あのね、お願いがあるのJ君と李さんにあやまってもらえるかな?
俺:・・・・ということは李さんのこと全部知ってるの?
ASK:え?病気で入院してるんだよね?
俺:いや、もう長くないらしい。
ASK:えええ・・・・、私どうしよう
俺:ASK、君は直接李さんに会うべきだよ。
ASK:けど、、、、、私と会っても李さん大丈夫かな?
俺:大丈夫だから、絶対明後日来るんだよ?
ASK:わかった・・・・・・
ASKはショックが隠せないようだったが、俺も正直ショックだったのでなにも言えなかった
そして、約束の明後日。
俺とASKは待ち合わせしてすぐに○×病院に向かった。
しかし、李さんは容態が急変し亡くなった後だった。約半日前に、、、、、。
Jは、普通病棟で点滴を受けてベットで寝ていた。
さすがに精神的にも肉体的にも果てたのだろう。
ASKと俺はJのそばで、Jが起きるのを待った。
J:ああ、お前ら・・・・・わるいな格好悪いところ見せちゃって
ASK:いや、格好悪くなんかないよ李さんはうれしかったと思うよ
と言い出して泣き出した、李と最後けんか別れしたことをすごく後悔している
という内容を滝のように話した。
そして、その日は遅くなったので俺の家にASKは泊まってもらうことにした。
翌日ASKは家に戻りJも学校に戻ってきてさらに半年。
大学も卒業しPSOはやらなくなったが、
俺は相変わらずゲームをしているとJからのメール
J「OFF会、やらないか?4人で」
俺「もちろん、んで4人って誰だ?」
J「まぁ、お楽しみで」
当日、集合場所に集まったのはJ・ASK・俺・syon
久しぶりにsyonに会ったのも驚いたが、なにより驚いたのは
JとASKが付き合っていたという事実。
昔と同じく、観光したあと夜ご飯を食べに飲み屋へ。
俺:いやぁ、JとASKが付き合ってたのはかなりびっくりしたよ
syon:本当だね〜、私と昔けんかしたけど私の負けだな〜
J:ははは、まぁ、色々あってね
ASK:みんなに最後に会っておきたくなったんだよ〜
俺:最後?
ASK:いやいや、やっぱりなんでもない、あはは
俺:?
この時に異変はまったくなかったように見えた。
その日はご飯を食べて普通に別れた。
久しぶりにPSO仲間集合といった感じで楽しかったことを鮮明に覚えている。
そして、最後の事件は2ヶ月後に起こった。
今や、Jも俺も大学卒業して仕事勤めだったため
普通にお互い会うということはなかった。
しかし、ある日小包が届いた。Jからだった。
その中には葉書と箱が入っていた
手紙本文をそのまま書きます。
「J:よう、○○元気か?
今俺達はブラジルにいる、李の親がわかったから骨を母国に埋めてやりたいんだ。
そのまま俺達はブラジルに住むつもりだ。
さすがに地球の反対側だともう会う機会はなかなかないだろう。
元気でやれよ。またPSOの新作でたらやろうぜ。
ASK:○○さんこんにちは、元気にしてましたか?
私達は結婚することになりました、今幸せでいっぱいです。
実はあなたに渡したいものがあります。
李さんのビジュアルメモリーです。PSOまだ持ってたらやってみてください
私達のこと、それに李さんの意思がこめられています。」
さっそくPSOを起動して李さん自身の紹介文を読んでみる
すると紹介とは関係なくこのように書いてあった。
私はJさんが好きというわけではなく、ASKさんがうらやましかったから
J君を取ろうとしてしまいました、ごめんなさい。
私がいなくなってもJ君とASKさんは仲良くしてね^^
これが私の体験したOFF会を含めた2年間です。
最後にわかりにくいところの纏め
・李さんは実はブラジル出身の日系の人(JがDNA鑑定にだして判明した)
・ASKは結局現在もJと結婚してブラジルにいると思われる
・俺はここ2年ほどJに会っていない
OFF会がなければASKとJがもめることもなかったし
syonがJにやきもきすることもなかった。
俺の親友のJは本当に鈍感な奴、友達の中で1番、というか他に比べても1位なほど鈍感。
という意味でヤバイ奴でした。
たらたら長い文章ですいませんでした。
webmaster : misaki >> contact