ドリームキャスト 周辺機器

ドリームキャストの周辺機器についてまとめてあります。

入手困難となっているものや、PCの接続環境の変化などにより
使う事ができないツールとなっているものもありますので注意してください。

DCPAR / DCエックスターミネーター

おなじみのPAR。
改造コードを使用するためのツール。
DCPARと同等品であるDCエックスターミネーター(DCXT)も存在します。
MIL-CDに対応した本体でないと使用することができません。

PSOver2からは改造コード対策が行われ、DCPARは使えなくなりました。
しかし、DCXTへの対策は行われておらず改造コードが使用可能。
ソニックチームが行ったコード対策は実質無意味という悲しい結果に。

PSOに関して言えば、PSOver1とver2の両方で使えるDCXTが便利。
現在ではDCPAR/DCXTともに入手困難。

ビジュアルメモリ

画像など詳細はセガ公式HPへ
http://sega.jp/dc/hard/mc_vm/

容量は1Mb(1メガビット)で今の一般的な単位でいうと約125KB。
液晶画面と十字キー、ABボタンが付いており
ビジュアルメモリに専用のミニゲームをインストールすることで
ビジュアルメモリ単独でゲームが遊べるようになっています。
メモリーカードでありながらポータブルのゲーム機ともいえます。

電力消費が激しく電池がすぐ切れてしまうこと、
容量が少なく、荒い液晶でゲーム性が低く
さらにはミニゲームの種類自体が非常に少ないといった悲惨な状況で
ほとんど遊ばれることなく終わってしまった悲しい機能。

後に液晶やボタンを廃止してセーブ保存に特化したメモリーカード4Xが発売。
http://sega.jp/dc/hard/mc_4x/

備考

フラッシュメモリによるデータ保存のため
内臓電池が切れていてもデータの保存は可能。

電池が切れた状態でDC本体の電源を入れると
ピーという激しい警告音を出すため、非常に迷惑がられています。

内臓電池をそのまま放置しておくと
経年劣化により液漏れ等を起こす場合があるため
電池は取り外しておいた方がいいです。
また、外すとコントローラーが若干軽くなるので疲れにくくなります。

セーブデータの保存や移動

NEXUS / ネクサス

DCの非純正メモリーカード。
液晶やボタンなどは付いておらずデータ保存に特化したメモリーカード4Xと同等品。
違いはメモリーカードにPCへの接続端子を持っており
メモリーカードのデータをPCへ保存する事が可能。

PCへの接続方法はD-SUB25ピンのシリアルポート。
最近のPCはシリアルポートを持っていない機種が多く接続できない事もしばしば。
対応OSがWin95/98/MEとなっており、今では動作するかどうか微妙。

DCダブルパワー

PCへセーブデータの保存とファイルコピー。
PCへのデータ転送が可能ですが接続はシリアルポートに対応OSがWin95/98/ME。
使用できる環境が限られているため今となっては実用的ではないかも。

ファイルコピーはPCの介在がないため環境に依存せず使用が可能。
コピー不可属性の付いたデータもコピーできます。
ちなみに、不可属性の付いてないデータはDC本体でコピー可能です。

マリオネットハンドラー2

DC用のゲームソフト。
このゲームにはファイラー機能が付いておりセーブデータの移動が可能。
コピー不可属性が付いているものも移動が可能です。
移動ですのでコピーのように複製が取れるわけではありません。

モデム / ブロードバンドアダプタ

電話回線を利用したネットワークモデム。
DC本体に標準装備されています。

DC発売当初(1998/11/27)はブロードバンドアダプタ(BbA)が発売されておらず、
電話回線を使っていたため万単位で請求された人もいるはず。
これを避けるため、NTTのテレホーダイを利用する人が多く見受けられた。

23時までは人が少なく閑古鳥状態で23時以降から爆発的に人が増えるという
今では少し考えられない状況になっていました。

そして2000/07/15にブロードバンドアダプタが発売され常時接続状態へ。
DCのネットワークサービスが終了した現在、
BbAはDCソフトの吸出し用として活躍することに。

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