SPSOS外部接続設定

外部接続する際の設定関連の説明です。
友達と一緒に遊ぶ時などで必要になります。

意訳や追加説明などをして原文からかなり内容が変わってます。
説明に間違いや不適切な箇所があるかもしれないので必ず原文もあわせて読んでください。

原文

Getting your server to work over the internet.
http://www.pioneer2.net/forum/viewtopic.php?t=345

ステップ01 : 静的IPアドレスを指定

DHCPを使わないこと。

DHCPとはクライアントに自動的にIPを割り振りを行うプロトコル。
ルーターの機能として組み込まれてます。
ディフォルト設定のルーターはDHCP機能を使うになってると思います。

ステップ02 : 外部IPアドレスを調べる

診断くんなどを使って現在のIPを調べてください。

このIPがグローバルIPでない場合、外部接続はできません。
集合住宅やCATVの場合、グローバルIPが割り振られていない場合が結構あります。
ひとつのグローバルIPを同時にみんなで共有してるタイプの接続形態ではサーバーは立てられません。

ステップ03 : tethealla.iniにローカルIPアドレスを入力

ルーターから割り当てられてるローカルIPを指定します。
192.168.***.*** 」というローカルなIPになります。
# Server IP address to bind toの部分です。

ステップ04 : tethealla.iniに外部アドレスを入力

# Override IPの部分に外部IPアドレスを入力

ステップ05 : ship.iniに外部IPアドレスを入力

autoの部分に外部IPアドレスを入力

ステップ06 : ship.iniにローカルIPアドレスを入力

# The IP address or host name of...の部分にローカルIPを入力

ステップ07 : ポート開放

以下を開放
5278, 5289, 11000, 11001, 12000, 12001

ステップ08 : ファイヤーウォールなどの開放

Windowsに標準で入ってるファイヤーウォールや
対ウイルスソフトなどに付いているファイヤーウォールなど。
SPSOSが通信できるように開放。

ステップ09 : PsoBB_Localhost.exeのIP変更

自分のSPSOSサーバーがあるIPに変更

ステップ10 : ログインサーバー、シップサーバーの起動

ゆっくりしていってね!!!

ポート開放

ポートが開放できません

開放方法はWinnyやShare等のファイル転送ソフトと同じです。
これらを参考にしてください。

ポート開放ができない要因

グローバルIPが割り振られていないケースではポート開放できません。
マンションやアパートでプライベートIPが割り振られてる時
CATV等でプライベートIP契約している時

サーバーを立てるにはグローバルIPが必要です。
グローバルIPなのかプライベートIPなのか、契約内容を確認してみてください。

ルーターのポート開放設定がわかりません

まずは説明書。
次に使ってるルーターの型番を調べてください。
型番とポート開放で検索すれば解説サイトが出てくると思います。

コマンドプロンプトでipconfigして
Default Gatewayに表示されてるのがルーターのアドレスです。
ブラウザのURLバーにルーターのアドレスを入力(http://192.168.0.1/など)することで
ルーター管理画面へアクセスできます。

ルーターにアクセスしたらパスワードを要求された

通常、パスワードで保護されています。
IDとパスワードを入力してください。

ルーターにアクセスするIDとパスワードがわかりません

何もいじってないのであれば
説明書に初期設定のIDとパスが書いてあります。
パスワードを変更済みでパスワードがわからなくなった場合
ルーター本体についてる初期化ボタンを押すと元に戻ります。

ルーターの説明書をなくしました

ルーターの製造メーカーからマニュアルをDLしてください。

ルーターの型番はわかんないし、説明書もないんですが

     *      *
  *     +  むりです
     n ∧_∧ n
 + (ヨ(* ´∀`)E)
      Y     Y    *

トラブル集

外からの接続はできて、中からサーバーに繋がらない!
そんなトラブルを抱える人が多いみたいです。

それぞれ環境や設定、使用機材等に違いがあるため
同じことをすれば必ず繋がるという保証はありませんので
そのへんは予め頭に入れておいてください。
接続できなかったが、○○をしたら解決した!というひとつの参考例です。

解決前の状況

外部接続はできているが、
内部からローカルIP、グローバルIPを使ってアクセスしても接続できない状況。
ルーターはNATループバック機能なし(BHR-4RV)。

どうやって解決したのか

NATループバック機能付きのルーターを購入

解決できた理由

外から接続ができてるので、
自分もグローバルIPを叩いて一旦外にでて入りなおせば接続できることになります。

LANからWANに出てたのをルーターに再度入りなおして
ルーターからLANへ転送してくれる機能がNATループバックです。
NATループバックはヘアピン、ヘアピンNAT、IPループバックと呼ばれることもあります。

NATループバック機能があるルーターはどれ?

メーカーのカタログスペック表に載ってないことが多いです。
なので、いきなりお店に行って、
NATループバック機能のあるやつください!といってもたぶん買えません。

ヘアピン機能があるルーターを販売してるメーカー

YAMAHA
PLANEX
Logitec

今からルーターを選ぶなら上のものから探すとよいかもです。
カタログ表には載ってませんので本当にできるのかどうかは
検索でさがしたり購入者レビューなどを参考にして裏を取るようにしてください。

LAN-WH300N/DGR
http://www.pro.logitec.co.jp/pro/g/gLAN-WH300NDGR/
ユーザーレビューで使用できるとの書き込みがあります。

ヘアピン機能がないメーカー

BUFFALO
IOデータ
コレガ
NEC

現在販売されてるルーターは非対応。
過去にヘアピン機能があるルーターを販売していたこともあります。
今から買うとなると入手困難であったり、
ルーターの転送速度が遅かったりと使い物にならなかったりしますので
これらメーカーは購入対象から除外してもかまわないと思います。

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